「越前ガニよりも安くて旨いのはセイコガニ」北陸の常識6選

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新幹線開通まで自動改札がなかった!?
新幹線開通まで自動改札がなかった!?

 東京、大阪、名古屋から適度に離れた北陸は、各都市に影響を受けつつも独自の文化・風習を持っている。そこで今回は北陸人なら思わず頷いてしまう「北陸あるある」をご紹介!

(1)ご当地ラーメンといえば、富山ブラックよりも野菜らーめん

 北陸には今や全国区の富山ブラックをはじめ、入善ブラウンラーメン(富山県)、敦賀ラーメン(福井県)などのご当地ラーメンがあるが地元で最も支持されているのは8番らーめんの「野菜らーめん」。北陸3県で110店舗(※‘15年3月上旬現在)展開中のローカルチェーンで学生や家族連れに大人気だ。

(2)越前ガニよりセイコガニ

 福井県では越前ガニの名で知られるズワイガニ。北陸の冬を代表する高級食材だが、地元で人気なのは「セイコガニ」という聞きなれない名前のカニ。

 実は、越前ガニと呼ばれるのは地元産のオスのズワイガニで、一方のセイコガニはメス。オスのほうがメスの倍近い大きさで身も詰まっており、地元でオスが1杯3000円前後ならメスはその4~5分の1程度。小ぶりとはいえ卵巣はカニみそ同様美味で、「セイコガニのほうが好き」という人も多いくらいだ。

(3)石川県の住所には、「○丁目」の代わりに「イ」「ロ」「ハ」が入る

 全国では住所に1丁目や2丁目用といった表記が付いているが、石川県では「○○市××町イ1番地」といった具合に「イ」「ロ」「ハ」などのカタカナが広く使われている。なぜそうなったかは定かではないが明治時代の地租改正の際、数字的にイロハを用いたとの説が有力だ。

 なお、県内には他に「甲乙丙」や「子丑寅卯辰巳」、「仁義礼智信」などを使う地域もある。決して誤表記ではないので、手紙や荷物を送る際は注意しよう。

(4)駅に自動改札がない

 大都市圏ではほぼすべての鉄道駅に導入されている自動改札。だが、北陸では2012年に富山地方鉄道の一部駅で導入されたのみ。石川県と福井県に至ってはJR、私鉄含めて1カ所もない。

 ところが、今回の北陸新幹線開通に伴い、金沢駅や富山駅など新幹線停車駅では自動改札がついに導入。金沢駅(=写真)はこんなに立派にもかかわらず、むしろ今まで自動改札がなかったほうが驚きだ。

 これにより北陸で未導入は福井県のみ。全国では鳥取県、島根県、愛媛県、徳島県、宮崎県も未だ自動改札は設置されていない。

(5)ひとりで海に行ってはいけない

 北陸でも沿岸部出身の30代以上の方が小学校時代、先生や親から口うるさく言われていたのがコレ。日本海側では北朝鮮によるものと見られる拉致被害事件が続出していたが、当時は謎の失踪事件として扱われていた。

 そのため、北陸沿岸地域の小学校では、「単独で海に行ってはならない」「夕暮れ以降は海に近づいてはいけない」などと多くの小学校では生徒に注意していた。

(6)冬でもアイスを食いまくる

 北陸の人はアイスクリームが大好き。総務省の家計調査によると、2011~2013年における世帯あたりの年間平均アイス消費額の1位は金沢市の9857円。2位には富山市の9064円、福井市も8988円で4位にランクインした。

 この結果に金沢在住の40代の会社員は「アイスは箱買いして、年間を通じて常に冷凍庫に入っている」と語り、富山市に住む30代の公務員も「コタツに入りながらアイスを食べるのが冬の楽しみ」と話していた。北陸人にとってアイスは暑い季節だけのものではないようだ。

 地元ではごく当たり前のことでも他県の人間にとっては不思議なことは多い。役に立つかは知らないが、北陸に興味を持つひとつのきっかけになるはずだ。

(取材・文・写真/高島昌俊)

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