ホラーの帝王に直撃。『クラウン』製作のイーライ・ロスにインタビュー (5/6ページ)
あと、デートでブラッド・ピットやジョージ・クルーニーのロマンティック・コメディを見ても、自分と見比べられて女の子の目は向こうにいっちゃうだろ? ホラーだったら手も握れるし、何だったらハグもできるし、自分と見比べられても相手はモンスターだから、いいこと尽くめさ!

効果的なデート術を教えてくれたホラーの帝王
――ここ数年、欧米では映画だけでなくドラマにおいても、いわゆるジャンルものの作品が多く、ホラーが流行している印象があるのですが、その要因はなんだと思いますか?
イーライ:素晴らしいことだよね! テレビの新しい黄金期がやってきている。その中で僕の『Hemlock Grove』(日本未放送)も放映できてラッキーだ。
テレビが暴力シーンを昔より許容するようになってきたし、観客もゴアに対して衝撃を受けないようになってきているのかもしれない。加えて、「怖い」という感情に多くの人が快感を覚えるようになってきているのが、ホラーが増えている理由じゃないかな。
ホラーの醍醐味の一つに、主人公が殺されてしまうかもしれない...といった感情があるけど、テレビシリーズを見るのはそのキャラクターをずっと見ていたいから、という矛盾が生じるんだよね。
そんな中、ライアン・マーフィーが『アメリカン・ホラー・ストーリー』で登場人物を全員殺して次のシーズンに突入するっていうのをやってのけた。そういった作品が支持されるのも含めて、本当にエキサイティングな時代だと思うよ。