『~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズ・ドリーム』 これは醸造家の夢=心震えるほど旨い!を実現できたか? (1/3ページ)
プレミアムビール市場が消費者の熱い視線を集める中、“プレミアムの中のプレミアム”ともいうべきコンセプトのビールが新発売された。それがサントリービール株式会社(東京・港区)が3月17日に売りだした『~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズ・ドリーム』である。
マスターズ・ドリームとは、すなわちビール職人たちの夢という意味。「醸造家の夢」という別名まで付いているこのビール。そのネーミングには、「まだ世界のどこにもない、心が震えるほどにうまいビールをつくりたい」という醸造家たちの想いが込められているという。
本当に、「心が震えるほど」旨いかどうか、さっそくためしてみた。
ボトルの首にかかっている小さな冊子を開くと、そこには、このビールのこだわりがたくさん書かれている。このなで肩の小さなビンは、グラスに注ぐときに、丁寧に注ぎやすく、しかもきれいな泡と共に、香りが立ち上がるためのこだわりだとか。
実際、このボトルを開け、グラスに注ぐと、一緒に試飲した人たちから、「いい香りがするねえ」という声があがった。
さっそく飲んでみると…。「おっ、意外とすっきり軽い」。それが記者の第一印象だ。