安倍晋三首相を追いつめる「7人の刺客」 (2/5ページ)

日刊大衆

そのため、安倍官邸は、二階氏を野に放つのは危険と判断し、党三役の総務会長のポストを与えて、"取り込み"を図ったんです」

これが功を奏したか、今のところ二階氏は、「(9月の総裁選について)対抗軸があるとは思えない」と、安倍支持を表明している。
「ただし、二階氏と安倍首相の政策は水と油。2月に1400人を引き連れて訪韓した二階氏は、"慰安婦問題は解決していない"と発言するなど、安倍官邸の怒りを買っています。また、先の衆院選で自民党候補に競り勝った無所属議員を、党の反対を押し切って無所属のまま派閥入りさせるなど、その"豪腕"は首相の心胆を寒からしめています」(前出のデスク)

この二階氏、バリバリの親中・親韓派であり、集団的自衛権の行使にも消極的な立場。安倍首相とは、真逆の政治信条を持つ。そのため、両陣営は常に"力学バランス"に神経を尖らせているという。
「先日の中川郁子(ゆうこ)政務官の"路チュー"の相手は、二階派の門博文(かどひろふみ)衆院議員。二階氏は"子分が迷惑をかけた"と、すぐに安倍首相に詫びを入れたそうです。二階氏は官邸に"借り"を作ったことになるので、しばらくはおとなしくしているでしょうが……」(同)

一方、すでに反安倍の立場を鮮明にしているのが、"日本初の女性宰相"を狙う野田聖子前総務会長だ。
3月8日の党大会で、総裁選出馬について「危機的な状況にある日本を支えようとしている人であれば、誰でもそう思う」と発言。事実上の出馬表明をしてみせたのだ。
また、女性の活躍を掲げる首相に対抗。議員のうち一定割合を女性にすることを義務づける「クオーター(割り当て)制導入に向けた議員連盟」の幹部に就任。遅々として進まぬ首相の"女性活躍"政策に、真正面から異議を申し立てている。

「この野田氏の後ろ盾と見られているのが、古賀誠元幹事長です。彼は現在、安倍陣営に対抗するため、自民党リベラル勢力の結集に向けて動いています。もし、党内のリベラル勢力を一本化できれば、党内情勢は一気に変わるでしょうね」(前出の鈴木氏)
対して安倍首相は、「小泉郵政改革で離党を余儀なくされた野田氏の復党に尽力したのは自分」との思いがある。そのため、"恩を仇で返す"野田氏の所業に怒り心頭。

「安倍晋三首相を追いつめる「7人の刺客」」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る