安倍晋三首相を追いつめる「7人の刺客」 (4/5ページ)
しかも、彼自身も12年秋の総裁選に立候補するなど"ミスター野心家"なんです。安倍内閣で一人浮いていた石破氏にとっては、"百万の味方"を得た思いのはずです」(前出の夕刊紙記者)
安倍首相の寝首をかく機会を虎視眈々とうかがう面々。ただ、刺客は永田町だけにいるわけではない。
米軍普天間基地の名護市辺野古への移設に、強硬反対姿勢を貫く沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事も、安倍首相にとっては厄介な存在だ。
「翁長県知事が上京し、幾度となく政府要人との会合を要請しても、首相はもとより菅義偉官房長官も、面会を拒否しているのはご存じのとおり。そればかりか、沖縄振興予算も前年比で約5%減額されています。安倍官邸は、辺野古移転を認めない翁長県政を徹底的に無視する姿勢ですね」(前出の夕刊紙記者)
八方塞がりの翁長県知事は、奇策に打って出た。
「翁長陣営は5月に訪米し、4月の安倍首相の訪米の"成果"を半減させようとしているんです。さらに、4月に県の駐在施設をワシントンに設置し、基地問題で米政府との直接交渉を目論んでいるんです」(同)
辺野古移転がとん挫すれば、安倍政権の安全保障政策の根底が揺らぐ。
「政府は粛々と辺野古の工事を進める予定ですが、進行に遅れが出ることは間違いありませんね」(同)
日本の南端"沖縄の刺客"は、想像以上に手強そうだ。
ここにきて、再び反原発活動を活発化させている"かつての師"小泉純一郎元首相の存在も、安倍官邸には頭が痛いところだろう。
「(安倍首相は)汚染水はコントロールされていると言っていたが、全然されていない。よくもあんなマヤカシが言えるもんだ」
と、先日の講演でも"小泉節"を炸裂させている。
支持率がさらに下がったら!?
「いまだ国民世論に強い影響力を持つ小泉さんは、安倍首相をターゲットに、本気で脱原発で動き始めています。同時に、息子の進次郎復興政務官も足繁く被災地に通うなど、父と歩調を合わせてきています」(前出の浅川氏)
"自民党のプリンス"進次郎と小泉元首相――この2人が"反原発親子鷹"となる日を、安倍首相は何よりも恐れているという。
それにしても、民主党の情けなさよ。