“美人漫画家”が初の書き下ろし本発売を期に顔出しを解禁した理由とは? (2/4ページ)
そして、ブログを更新しないといけないという想いがプレッシャーになって、書けなくなってしまったんです。そこで私はお酒に逃げて…。
――リミッターが外れてしまった。
まんしゅう:そうなんです。それでアルコール依存症になってしまったのですが、打ち合わせで担当編集の高石さんにお会いしたとき、「私、アル中みたいだから病院行こうと思ってる」と言ったら「じゃあ、それでマンガ書きませんか?」と。
担当編集・高石:実はその時点ですでにひどい酔っぱらいかたをしていて、「病院に行く」っていう話もビールを飲みながらしていました。その後、一緒に舞台を観に行く約束をしていたのですが、全く歩けず、会場の下北沢ザ・スズナリの階段も登れずといった有様で、舞台中もずっと寝ていて…(苦笑)。しかも帰ろうとしたときに、「もう一杯飲もう」と言われ、ワインをガバガバ飲んでいました。まんしゅうさんの本気の千鳥足を見て、これはもうネタとして昇華したほうがいいな、と。
――まんしゅうさんは、そのくだりを覚えているのですか?
まんしゅう:それが…よくわからないんです(苦笑)。ただ、そのすぐ後に「編集会議通した」という連絡がきて、面白そうだからやろうかなというくらいだったのですが、高石さんがデスクの方を連れてきて、後に引けなくなりました。
――その後、すぐに書き始めたのですか?
まんしゅう:いえ、実は1年間くらい空いていたんです。何か書き出せなくて。でもあの1年間がなかったら面白いものが書けなかったと思います。一度寝かすことが大事なんです。
――最も飲んでいたときは、どのくらいアルコールを飲まれていたんですか?
まんしゅう:それが自分でも分からないんですよ(苦笑)。朝起きて、空き瓶の本数を数えたり、ウイスキーの減り方を見て、どのくらい飲んだというのを認識したりしていました。
――特によく飲まれていたお酒は?
まんしゅう:最後の方はウイスキーでしたね。どんどんアルコール度数の高いお酒に移行していくんですよ。自分でもこれはちょっとマズいんじゃないかな…と思い始めて。
もし病院へ行かなかったら最終的にスピリタスまで行っていたかもしれない(苦笑)。