中高年の三大病を引き起こす「身体のSOSサイン」 (2/3ページ)

日刊大衆

そうすると、どうしても血液が下のほうに滞りがちで、足にむくみが出てしまうことがあるんです。加えて、息切れを感じるようでしたら、医師にかかることをお勧めします」

この他にも、風邪でもないのに咳やたんがやたら出たり、夜中のトイレ回数が増えたりしたら警戒してほしい。心臓の動きが悪くなり、身体に水分がたまりやすくなったことで起きている可能性があるからだ。

また、心臓病の一種、心不全の場合、舌の裏側を走る静脈(青い血管)に、その兆候が出ることも。
「なんらかの理由で心臓の働きが弱まり、血液が体の隅々まで送られない場合、静脈にかかる圧力が高まり、結果、血管が膨らんでしまうためです」(石川氏)

すでに述べた脳血栓同様、舌には重大病のサインが現れやすいことを覚えておいてほしい。

同じく心臓病の一つで、心筋が酸欠不足に陥る「狭心症」の場合、痛みが意外なところに出ることがあるという。

●左の肩が痛くなる。あるいは耳、歯が痛くなる
●加えて心臓に圧迫感や胸やけもある

「これらからは、狭心症の可能性が疑われます。狭心症の場合、広くさまざまな箇所に痛みが出るので、これらが複数該当するならば、注意が必要です」(石川氏)
二の腕の痛みで肺がんが判明

最後は、がんについて。
中高年男性の死因ワースト1のがんだが、部位別に見ると、肺、胃、大腸の各がんがワースト3に並ぶ。

まず、二の腕の痛みが、実は肺がんによるものだったケースから紹介しよう。
「60代のデザイナーは右手の二の腕が痺れから痛みへと変わった。加えて咳き込むことが増えたのが予兆でした。腕は筋肉痛だと思って湿布を貼り続けていたが治らず、近所の整形外科に診てもらったが、骨や関節に異常は見つからない。そこで紹介状を書いてもらい受診した呼吸器科で、肺がんと診断されたそうです」(前出の市川氏)

肺の最上部にあたる肺尖部にできた肺がんの場合、しつこい咳や息切れに加え、神経が圧迫されて二の腕に痛みが出ることも。

胃がんでは、お腹の張り具合に注意が必要だ。
「食べると、すぐにお腹が張るケースは心配です。

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