【アニメキャラの魅力】ビバップ号のオーナー!スパイクの良き相棒「ジェット・ブラック」の魅力とは?『カウボーイ・ビバップ』 (1/2ページ)

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(C)サンライズ
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 漁船を改造したおんぼろ宇宙船『ビバップ号』で、2071年の宇宙を旅する賞金稼ぎ(カウボーイ)達の活躍を描いたSFアニメ作品『カウボーイ・ビバップ』。このビバップ号のオーナーで、主人公スパイクの良き相棒が、今回ご紹介する「ジェット・ブラック」です。筋骨隆々の体に禿げた頭、髭面のオヤジ臭いキャラなのですが、いつもめちゃくちゃな行動ばかりするビバップ号の面々を、時には諌め、時には全力で支援する、作品には欠かせない人物です。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■料理からメカニックまで何でもこなす渋い男

 『カウボーイ・ビバップ』を語る上で外せないのが、第1話の冒頭で出てくる料理です。その料理とは「肉抜きチンジャオロース」。「肉が入ってねぇチンジャオロースはチンジャオロースとは言わないんじゃないか?」と言うスパイクに、「金がねぇ時は言うんだよ」と答えるジェット。初っ端から交わされる、この二人の軽妙なやりとりこそが『カウボーイ・ビバップ』という作品の根底なのだと思います。

 SFという世界観にもかかわらず、エプロン姿で料理をし、生活感あふれる姿を見せてくれるところなど、この作品が、視聴者達の現実とどこか繋がっているという事を感じさせてくれる・・・、そんな大切な役割を果たしていると感じます。

 料理の他にもビバップ号でジェットが担っている仕事は沢山あります。第2話以降、ビバップ号に乗りこんだ犬(ウェルシュコーギー)アインの世話や、スパイクやフェイの戦闘機の整備、スパイク達がビバップ号に持ち込む様々なものの解析等です。結局のところ、スパイクやフェイが面倒くさがってやらない事を、全部ジェットに押し付けているだけなのですが、それを全て受け止めてしまうほどに懐の広い男、それが「ジェット・ブラック」なのです。

■「浪花節」「男の生き様」が似合うオヤジ

 ビバップ号の最年長者であるからこそ、彼はこれまでに様々な経験をし、それを自分の中で「受け入れて」生きているように感じます。それは、過去を清算しようとするスパイクや、過去を失ってしまったフェイとは対極に位置するキャラクターとして描かれているのではないでしょうか。

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