『聲の形』青春の“切なさ”と“残酷さ”をリアルに描いた話題作 (2/2ページ)

あにぶ

そんな、読者に嫌悪感さえ抱かせるリアルで凄惨な描写と、それでも次の巻が気になって気になって仕方ないと引き込ませる圧巻のストーリー、いじめ問題という社会的なテーマを真っ向から描いた内容は、賛否両論の嵐と反響を巻き起こし、2014年度「コミックナタリー大賞」第1位、そして「このマンガがすごい 2015」でも見事1位に輝きました。

そして原作の完結と同時にアニメ化の発表がされました!!

■作品の本質

いじめという重い問題を扱ってはいますがこの作品の本質は、過去にいじめに合いながらそれでも前向きに生きる被害者と、いじめという過去の罪に苛まれる加害者の二人とそれを取り巻く人間との人間模様。そしてウブで青臭い青春恋愛群像劇を描いているところ。

うまく他人とのコミュニケーションのとれない硝子と、過去の罪から他人との距離感がわからなくなってしまった将也。未来を見つめて前向きな硝子と、過去をずっと見つめ続ける将也はお互いの気持ちに気付かないまますれ違っていきます。

そんな二人のディスコミュニケーションな関係のじれったさ、もどかしさ、不器用さ、ほんの少し何かがずれただけで人間関係が大きく変わってしまうことへの切なさのようなものが、この作品の本当の魅力なんだと思います。

『――あの時 お互いの声が聞こえてたら どんなに良かったか』という言葉が作中では登場します。この言葉にこの作品のすべてが集約されていると思います。…とにかく泣ける。。。。

すでに劇場アニメ化が決定済みの本作。劇場公開の前に一人でも多くの方に読んでほしいと心の底から思える作品です!!! 是非この作品を通じて、青春の“切なさ”と“残酷さ”、そして”甘酸っぱさ”を感じとってください。

(あにぶ編集部/Uemt)

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