【旦那を亡くした妻の実話ストーリー】突然訪れた、大切な人の死。あなたなら、どんなふうに乗り越えますか? (3/4ページ)
意識はなくても、死ぬまで耳は聞こえているから、たくさん話してあげてね、という看護師さんの言葉を信じて。
脳出血を発症し、遠くない将来死んでしまうことが確実になってしまった旦那さん。
ただ見守るだけでなく、やらなければならないことが著者にはありました。
友人・知人に知らせるべきか否か(いつ死んでもおかしくない状況で、遠方に居たため)決めること。
命が消えてしまう合図と、それを受け入れる覚悟をすること。
お葬式の準備をすること。
そしてついに、お別れの日がやってきます。
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(以下、STORYS.JPより一部転載)
「脈が110を切ったよ」
私は急いで病室に戻りました。
看護師さんが来ていて、血圧を測っていましたが、それは機器を使ったものではなく、脈が触れるか触れないかで判断する測定方法でした。
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「そろそろ逝ってしまうのか」
旦那の死が急にリアルに感じてきました。
死んでほしくないとはもちろん思いました。死んで旦那の肉体が無くなってしまうことも、もちろん恐怖でした。
ですが、目の前で動けないまま投薬され、人工呼吸器を装着された旦那を見続けるのも辛かった。
旦那が可哀そうだった。それゆえ、死が近いことにホッとする自分も存在していました。
午前3時前。とうとう脈が100を切りました。100を切った瞬間、90、80、70…と脈が落ちていくのが早くなりました。そして60を切った瞬間、
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ベッドの側に在った機械が、旦那の心臓が止まったことを告げました。
心臓ってドラマみたいに0までカウントして止まるもんじゃないんだなーって教えられました。
ナースコールを押して、看護師さんと先生を呼びました。
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先生に臨終の言葉を戴き、葬儀屋さんに電話しました。