【冴え女シリーズ(1)】[ナンパ男は前世の私の王子様?]9話(前半)「運命だと思わない?」 (1/3ページ)

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【冴え女シリーズ(1)】[- ナンパ男は前世の私の王子様? -]

■作品概要
女性らしさの欠片もない央美に仕事以外で話しかけてくる男性はおらず。そんな「央美」に声をかけてきたのは、オシャレで少し軽い感じの大学生耀司。新手のナンパかと逃げようとした央美にしつこく話しかける耀司。年下の大学生との不思議な胸キュンストーリー。


●9話(前半)「運命だと思わない?」


央美「きっと、あなたの花婿姿もかっこよかったんでしょうね」

耀司「……どうだろう? 自分の事は覚えてないや」

央美「こうして話してる間にもっと思い出せたらいいのに」

耀司「……2回目の結婚式は、母さんが結婚式の時に着たドレスをアンタは着たんだ。薄い布が何枚も何枚も重なった豪奢なドレス姿で、1回花嫁姿をみてたのに、オレはまた感動しちゃった」

央美「そのドレスは覚えているかも……一緒に、あなたのお父様とお母様の結婚式の時の写真をみたからかしら?」

耀司「ドレス姿のあんたはまさしく女神だったね」

央美「花婿衣装は、あなたもお父様のものを?」

耀司「どうだったかな? 父さんとオレとじゃ体格が違いすぎたし、着なかったのかも」

央美「そうなんだ」

耀司「オレはもう感動しちゃって、1回目も2回目もアンタより先に泣いてた」

央美「泣き虫が再発しちゃったんだね」

耀司「アンタの花嫁姿をみて、ああ、今まで護ってきてもらった分、今度はオレが護らないとって思ったよ」

央美「そう……なんだ。その時の感動を分かち合えたらいいのに。全然思い出せなくて。

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