学歴や偏差値とは無縁だった職人が、娘と二人三脚で走ったお受験というレース。そのゴールテープの先に見えた未来とは・・・・・・ (2/5ページ)
ならば、学校の方針として、体を使うことを奨励している理念をもつ小学校、
一貫教育で、上下の連携が強く愛校心をもつ家族が集う小学校、
東京には、そんな私立小学校があることを知るようになり、
パパは、「お受験」のトビラを開けた。
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娘のためにお受験を決意した職人パパ。
「お受験」は高校や大学の受験とは全く異なる。
それもそのはず、幼稚園児は文字や数字の読み書きはできないということが大前提。
つまり、記述や計算で答えを求めるテストは実施できないのである。
ではどういった内容のテストになるのか。
「絵画、工作」
「おはなしの記憶」
「ペーパー」
「体操(リトミック、ダンス、ボールの扱い、鉄棒など)」
「行動観察」
「巧緻性(ときに生活巧緻ともよばれる)」
「親子面接」
こういったジャンルが試験科目になるそうだ。
日常生活でサポートできるものばかりではないか!と思うかもしれないが、
ところがどっこい、さすが小学校から受験という意識の高いハードルというわけで、
その科目でも壁にぶち当たってしまう職人パパと娘のあ~ちゃん。
独創性や想像力、集中力に読解力。
聞く力、見る力。
嘘がつけない、正確にいうと嘘をつきとおせる狡猾さの無い子供にとって、
「誤魔化し」というものが一切きかないところがお受験の恐いところだ。
このストーリーでは、それぞれの科目でぶち当たった壁、それを乗り越えるための工夫なども書かれている。
大人が読んでも「ここまで見られてしまうのか」と思ってしまうほど、奥が深い内容だ。
また、お受験はなにも子供が臨むものだけではく、親の受験とも言われている。