食うか、食われるか。『人喰いのすすめ』 (3/5ページ)

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で も、ほとんどの西洋諸国では人肉を食べてはいけないという直接の法律はない。

 ──ガイドの中では、人肉レシピが紹介されている。これらについては?

 A:実際にあるレシピだ。人肉に似た動物の肉で工夫してみた。やってみる価値はある。

 ──人体を正しく切り刻むための解体図もつけているが、このためにどんなリサーチをしたのか? まさか、自分で実際に遺体を切り刻んだわけではないだろう。

 A:もちろん、そんなことはしていない! 人体の各筋肉の質の違い、それがどのように働くのかを勉強して、実際の動物の解体図と比較しただけ。簡単さ。

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 ──人体の解体はさておいて、ガイドの中であげているそのほかのコツは?

 A:どんなワインがどの肉に一番合うかとか、栄養がほとんどない、消化しにくい、神経変性疾患を起こす可能性があるという理由で、人体の部位の中で食べられない、あるいは避けるべきところはどこかとかいうことをあげている。

 ──おもしろい。このプロジェクトでは、人間の体のパーツに見える4つの容器を作ったそうだけど、これについて説明して欲しい。

 A:「毛の生えた器」はこのガイドブックの商品の一部で、本と一緒に出す3D商品が欲しかったから作った。もし、この器が趣旨から外れているように見えているのなら、使う人をこれまでと同じタブーや拒絶に戻してしまうだろう。

 このプロジェクトが単なる見た目の印象レベルではなく、別のレベルで機能するようなら、もっとおもしろくなるのではないかと思った。実際にこれらの器を使うことによって、人々がもっと実態感のあるレベルで人喰いのタブーを語ることができるようになる。人間のさまざまな髪を使ってみて、人間の肉に似た触感や安堵感、柔らかみのある素材を試しているんだ。

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