食うか、食われるか。『人喰いのすすめ』 (4/5ページ)
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──ガイドでは、人口過密や食糧不足など、世界的な問題の潜在的な解決法として、人喰いをし正当化しているが、人々にショックを与えて、こうした問題の関心を引こうとしているのか?
A:そのとおり。それがまさにぼくの意図するところだ。このプロジェクトは、人喰いを推進するためのものではなく、資源の枯渇、人口過密、消費主義にまつわる問題など世界的に議論となっていることに注意を向けることが目的だ。フィクションのようなシナリオや、もし?という疑問をお膳立てして、話し合いやじっくり考えるためのチャンスを切り開きたい。現状や近い将来について、待てよとぼくたちに疑問を呈するもうひとつの状況を提供できる。
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──それは議論すべき大きな問題ですね。話してくれてありがとう、アントニオ。
A:いや。礼には及ばない。このプロジェクトがやっていることは、隣人を食べることではなく、行動主義やコミュニケーションについてであることを理解してもらえれば嬉しいのだから。