移住希望者同士がともに「なりわい」を探す―鳥取県が始めた新しい形の講座「とりラボ」 (2/5ページ)

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女性に多い「故郷じゃないけど鳥取が好き」

プログラムは13時30分に始まった。進行役は鳥取ラボラトリー事務局代表の小谷草志さん。なかなかのイケメンでしかも若い。関西出身らしい軽妙なトークで場を和ませる。

最初に参加者の自己紹介が行われた。応募した理由や鳥取でしたいことを各人が簡単にスピーチする。
男性は全員鳥取県の出身で、故郷に対する秘めた思いを素直に述べていた。
一方、女性は出身がバラバラ。鳥取に縁のある人もいれば、「旅行して気に入ったから」という人もいる。ある既婚女性は「旦那はあまり乗り気じゃないけど、引っ張ってでも連れて行きたい」と意気込んでいた。

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第1部は「今の『とっとり』を知る」。鳥取市鹿野町(地区)・八頭町・智頭町からやってきたゲストスピーカー3名が、各地域の実情と抱える問題点、町おこしの活動について、プレゼンテーションを行った。

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彼らは市役所や町役場の正規職員ではない。腰の重い行政を動かすため働きかけを行ったり、集落の意見調整、地域おこし運動、地場産業の活性化などに汗を流してきた。

鳥取市鹿野地区は移住者を受け入れる体制が整っていて、移住者が移住者を呼ぶ状態になっている。2014年度は21人が移住した。店を開く人も入ればゆるい仕事観の人もいて、いろんな意味で人材は多彩そう。

話を聞いて感じることは、人口の少ない地方は住民一人ひとりの存在が重いこと。平成の大合併で市や町の規模は大きくなり、行政の合理化が進んだ一方で、職員も手が回らなくなってきているのではないか。

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