現金主義者にオススメ!今さら聞けない「デビットカード」の賢い選び方 (1/2ページ)
デビットカード、みなさん使ったことありますか? 「聞いたことはあるけど、使ったことはない。」という人が多いのではないでしょうか。今回は、そのような方を対象にファイナンシャルプランナーである筆者がデビットカードについてお伝えいたします。
■デビットカードって何?
デビットカードとは、お店での会計時、その場ですぐに自分の銀行口座から支払うカードのことです。クレジットカードのように翌月払いになったり、プリペイドカードのように事前にチャージしておく必要はありません。決済ごとの手数料も不要です。
銀行口座から支払うので、その銀行口座にある残高までしか使えません。またクレジットカードのような審査はないため、未成年の方でもブラックリストの方でも使うことができます。
■デビットカードは大きく2種類
デビットカードは、国際カードと国内カードに分類できます。
国際カードというのは、“特定の銀行×Visa”や“特定の銀行×JCB”のように、銀行とクレジットカードの国際ブランドが手を組んでいるカードのことです。VisaやJCBを扱っているお店であれば海外でも使えます。国際カードを使うためには、その特定の銀行でカードを発行してもらわなければなりません。銀行により異なりますが概ね、15歳以上または16歳以上で発行可能です。
一方、国内カードというのは、普段わたしたちがATMで利用している国内のキャッシュカードそのものを指します。ほとんどの金融機関では、国内カードとして利用するにあたり特別な手続きなどは不要です。キャッシュカードをレジの店員さんに差し出すことで即時決済が行えます。
ただし、国内カード場合、J-Debitに加盟しているお店でしか使えません。また、使える時間帯も決まっているので、真夜中の利用や土日祝日などの利用には注意が必要です。国内カードはキャッシュカードそのものですので、銀行口座さえ開設できていれば、年齢制限はありません。