『ジュラシック・ワールド』コリン・トレボロウ監督にインタビュー (4/6ページ)
――CMでは流れていた恐竜の糞を体に塗るシーンがカットされていますが、この他になくなく切ったシーンというのはあるのでしょうか?
トレボロウ:本当に少ししかありません。シーンとして完全に切ったのはそのシーンだけです。
クレアの性格などが伝わりやすいシーンではありますが、危険な目に遭っている子供2人を探しているという深刻な状況の中で、例え有効な手段だとしても「君たち何やってんの?」と感じてしまう、どうしても緊迫感がなくなってしまう描写だったので、かなり早い段階で切りました。
他にも小さいカットはいくつかあって、あっても良かったのでは? と感じるようなシーンが多いかもしれません。ブルーレイには特典として収録されると思いますが、これらのカットに関してはスタジオが決めたわけではありません。テスト上映もありませんでしたしね。
何度も何度も観直したくなるような、脂肪分の少ない作品にしたいという思いから、私がカットしただけなので、上映版がディレクターズ・カット版だと思って、是非観て下さい。
――『ジュラシック・パーク』シリーズから『ジュラシック・ワールド』では、映画内の時間がけっこう経っていると思うのですが、その期間に何があったのかというのは、綿密に作り上げられているのでしょうか? そして、それが語られる日は来るのでしょうか?
トレボロウ:自分としては『ジュラシック・ワールド』の過去よりも未来がどうなっていくのかに興味がありますし、前へ進めたいという気持ちが強いです。
本作は、片足は過去に付いていて、もう片足は現在に付いています。そして、次の作品では片足が未来へと踏み出すはずです。今回の世界的なヒットを受けて、観客が未来へと進むことを許可してくれたのではないかと感じています。