今から知っておくべき?あらゆるタイプのインフルエンザに効くワクチンの研究 (2/2ページ)
想定していた仮説は、これらの異なるウイルスのタンパク質が、多様な型に対して幅広く機能する「交叉防御免疫」と呼ばれる反応の発達を刺激するのではないか、ということだったという。
一連の実験を通じ、研究者らは治験のワクチン接種を受けた95%のネズミが、8種類の異なる致命的なインフルエンザ・ウイルスの攻撃から守られていることを発見。Taubenberger氏はこの結果は、今回のアプローチが私たちに広範な防御の幅をもたらし、効果的なプレパンデミック・ワクチンの基礎としてはたらくかもしれないことを示唆していると強調した。

実験ではワクチンの効果が長く続き、また年老いたネズミでも良い効果がみられたとのことだ。年配の人たちはインフルエンザで併発する病気にかかりやすく、また若い人に比べて効く薬が少ないとも言われている。
こうした人も含め、多くの人にメリットをもたらすだろう、ユニバーサル・ワクチンの研究。今後の一層の反転に期待したい。