「CGが映画をダメにした」と言われるのはCGのせいではない? (3/5ページ)
「遠景の人間だけでなく、ゴリラやサメといった動物も違和感がない」とRocketJump Film Schoolは言います。
水のCGが注目されたのは1997年の『タイタニック』。爆発や炎、煙といったものは、作る人と前後関係にもよりますが、「見れたもんじゃない」といったレベルのものは少ないです(稀に、違和感ありまくりの寒い部屋での白い息といったものはありますが......)。
2011年の『ドラゴンタトゥーの女』の爆発シーンは、本物の火をCGの火の両方を組み合わせて作られていますが、気がつかない人がほとんどでしょう。
そして、以前はCGの弱点として「物の重さの表現」が挙げられていましたが、最近のCGアーティストは実際に俳優に演技をさせ、重量の表現のレファレンスを得た上でアニメーション付けを行ったり、俳優からキャプチャーしたデータを当て込んだりしているので、多くの映画ではその問題はクリアされているとのこと。
その例として、ニール・ブロムカンプ監督の『エリジウム』や『第9地区』、ルパート・ワイアット監督の『猿の惑星: 創世記』が挙げられています。
RocketJump Film Schoolが考えるCGの素晴らしさを1番痛感できる映画は、アルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』だそうです。
主演のサンドラ・ブロックが船内で宇宙服を脱ぐ有名なシーンは、サンドラ以外の全てがCG。