森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 公務員定年延長から見えるもの
9月1日の日本経済新聞が報じたところによると、政府が現在60歳の公務員の定年を、'19年度から段階的に65歳へと延長する検討に入ったという。年金の支給開始の年齢が順次引き上げられ、2025年度からは65歳に支給開始になるために、所得の“空白期間”をなくそうというのが、その目的だ。 これは一見すると、何の問題もない施策のようにも見えるが、とてつもない官民格差を生む制度改正だ。 現在、政府は年金の支給開始年齢繰り延...
9月1日の日本経済新聞が報じたところによると、政府が現在60歳の公務員の定年を、'19年度から段階的に65歳へと延長する検討に入ったという。年金の支給開始の年齢が順次引き上げられ、2025年度からは65歳に支給開始になるために、所得の“空白期間”をなくそうというのが、その目的だ。 これは一見すると、何の問題もない施策のようにも見えるが、とてつもない官民格差を生む制度改正だ。 現在、政府は年金の支給開始年齢繰り延...