医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<大人の風疹>「男性発症率が高く感染力はインフル以上」
かつては子供の病気と思われていた「風疹」だが、最近では9割近く大人が発症するという。しかも多くは女性より男性が発症している。 昨年夏には首都圏を中心として、抗体がない30~50代の男性が主な感染源となって、職場などで感染が広まって多くの風疹患者が出た。そのため、昨年12月には厚生労働省から、感染リスクが特に高いとみられる39~56歳の男性を対象として、2019年から約3年間、免疫の有無を調べる抗体検査とワクチ...