何年たっても色あせない! 日本人なら読むべき名作漫画ランキングTop10 (3/7ページ)

学生の窓口

著者:大和和紀
連載:1979年~1993年
連載誌:mimi/mimi Excellent
出版社:講談社
単行本:講談社コミックスmimi全13巻/講談社文庫全7巻

■第7位『寄生獣』

ある日地球外から飛来した多数の生物。小さく見た目に特徴のない謎の生物は、人間に入りこんで寄生し、入れ替わって擬態することで、他の人間を捕食していく。その生物に入りこまれたものの、脳を侵されることを偶然阻止した主人公泉新一は、右手だけに寄生されることなり、「ミギー」と呼ぶことになった生物と共生生活を送る。感情を持たないパラサイト(寄生生物)による人間の襲撃は続き、その正体を知る新一は、葛藤を抱えることに。身近な人の死を経験しながら、成長や変化を遂げていく。

地球外の生命体がやってくるという設定はよくあるものの、その生物の生態が特異です。パラサイト(寄生生物)たちは人間に寄生するという性質を持ち、高い学習能力がありながら、人間的な感情は理解しません。人間の身体の能力を超人的に発揮させて戦う様子は、残虐的。本作でひきこまれる部分は、ごく普通の主人公が、パラサイトに寄生されることにより、悩み葛藤していくところ。読み終えたところで、本当の寄生獣とは、の意味を深く考えさせられる作品です。

著者:岩明均
連載:1988年~1995年
連載誌:月刊アフタヌーン
出版社:講談社
単行本:アフタヌーンコミックス全10巻/講談社文庫全8巻

■第6位『BANANA FISH』

ニューヨークのストリートキッズのグループを率いるアッシュは、ある銃撃事件から「バナナ・フィッシュ」の謎を追い始める。ベトナム戦争をきっかけに廃人となった兄にも関わる、その言葉の意味するものは? 謎を追うことで、マフィアと敵対するように。類まれな容姿と能力を持つがゆえに過酷な運命に巻き込まれる主人公は、一方で、日本から訪れた奥村英二と出会い、信頼を寄せあうようになる。

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