深夜0時以降は食べないで!夜食は記憶力低下の危険があると判明 (1/2ページ)

Suzie(スージー)

深夜0時以降は食べないで!夜食は記憶力低下の危険があると判明

夜中にどうしてもお腹が空いてしまって、なにか口に入れた経験は誰しもあるでしょう。

しかし、まさかその夜食が記憶力に問題を引き起こすとは考えたことがないと思います。今回は『Medical Daily』を参考に、夜中の食事が人間の脳に与える悪影響について紹介します。

■夜中の食事は記憶力にどう影響するのか

カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)の研究者は、適切でない時間に食べる食事が脳に悪影響を与えるということをふまえ、脳内でなにが起きているか調査をしました。

彼らの調査は、ある程度一定の規則的な時間に食事を摂ることが、脳内の記憶力を保つために大切であるかを証明するもの。

UCLAの研究者ドーン・ロー氏によると、眠っているときも人の脳は働いているものの、その機能が睡眠中はいくらか鈍くなっているそうです。

それでは、通常眠っている時間に「食事をする」というイレギュラーな行動が脳にどのような影響を与えるのでしょうか。

■夜中に食事を与えたマウスは記憶力低下

研究では、日中6時間定期的にマウスの群れに餌をやり、記憶力について観察が行われました。

最初は食事の時間を日中の6時間に制限していましたが、夜中にも食事を与えるようになると、マウスの記憶力に悪影響が出ました。物事を思い出すことが難しくなったばかりか、長期的な記憶力も急激に低下してしまったのです。

研究者は、あまりにもイレギュラーな時間の食事が脳の海馬に損傷を与えると考えています。海馬は感情や能力・記憶力などをつかさどる場所です。

そもそも人間を含めた動物は、特定の神経回路を通して記憶を定着させます。特定の信号や動きが繰り返されたあと、最終的に記憶が補強されて「覚えている」状態になります。

しかし、深夜に食事をすると、脳に余計なスケジュールがインプットされるので、記憶を司る海馬に余計な悪影響を与えてしまうのです。

この事実を、遺伝学の面から考えてみましょう。

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