元公安警察に直撃! 米情報機関「CIA」の実態とは? (3/9ページ)

Kotaku


――世界で一番規模の大きい諜報機関はやはりCIAなのでしょうか?

K氏:そうでしょうね。

アメリカにはCIAを含めて15の組織が存在すると言われています。今までは独立していたのですが、それをまとめようということで現在はNSC(アメリカ合衆国国家安全保障会議)が束ねています。そこの情報専門官が情報を分析して、大統領へ報告するわけです。

情報機関というのはお互いに「俺が俺が」と足を引っ張り合うものなので、まとめないと正しい情報が上がっていきませんからね。


――スパイ同士が争うこともあるのでしょうか?

K氏:大なり小なりあります。

2つの組織の人間が全く同じことを調査していたとしても、お互いにそのことはわかりません。そういう状況下で違う組織の人間が現場で鉢合わせたら、どうしたって衝突は起きます

同じ目的を持っているという意味では仲間だとしても、互いの任務のため、そして自分の命を守るために殺し合うのはやむを得ないことです。


殺るっきゃナイトです......


――日本にもCIAは潜んでいるのでしょうか?

K氏:もちろん日本にもCIAはいます。

北朝鮮の金正日の調理人をやっていた藤本健二という人物がいました。彼をまだ泳がせていた頃は日本へ来る度に、在日本朝鮮人総連合会の彼を防護するメンバー、韓国の国家情報院(当時の国家安全企画部)の面々、日本の公安警察、そしてもう1つ得体の知れない日本人グループがそれぞれ監視していたんですね。

「元公安警察に直撃! 米情報機関「CIA」の実態とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、インタビューアクションエクストリームすごい映画カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る