元公安警察に直撃! 米情報機関「CIA」の実態とは? (4/9ページ)

Kotaku

その得体の知れないグループの正体が、調べても調べてもわかりませんでした。結局1年がかりで、30人くらいの探偵を雇っている探偵社だということがわかり、その社長が癌で防衛医大に入院していることをつかんだんです。それで防衛医大へと行き、担当主治医の許可のもと取り調べました。

すると、その社長が絶対に言ってはいけないんだけども、もう余命一カ月だからということで、実はCIAから依頼を受けて会社ごと買い取られていたと告白してくれたんです。

これも1人のCIAエージェントがやったことで、その探偵社にCIAが接触したことも社長だけが知っていて、彼の部下は何も知りません。


――まるで映画のようですが、フィクションで描かれているCIAというのはどの程度現実味があるのでしょうか?

K氏:正直なところ、どこまで現実味があるのか、信ぴょう性があるのかというのは、自信を持って言えません。得体の知れない組織だから、最終的にはわからないとしか言いようがないです。

例えば、誰かしらを獲得する(確保する)、もしくは追い落とす(排除する)という目的があった場合、何かしらの絵図を描きますよね。その目的のために何が必要になって、何を行うのか? というのは当事者にしかわからないわけです。となると、何に対しても「これは嘘だろ!」とは言えなくなります


――「CIAは実際のところ◯◯だった~」みたいなカミングアウトもほんの一側面にすぎないわけですね。

K氏大きすぎて把握できないほどの組織ですから。ましてや中に入っちゃったら余計わからなくなります(笑)。部門があれば全部縦割りですし、自分の任務に関する情報しか与えられないですからね。

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