【清原薬物報道】舎弟・元木大介が口を閉ざしているワケ
2月2日に覚せい剤所持の容疑で現行犯逮捕されて以来、連日にわたって世間を騒がせている元プロ野球選手の清原和博。余波は広がり、読売ジャイアンツ(以下、巨人)の関係者やOBの選手らを中心に続々と証言が出ているが、現役時代に清原和博と親密な関係を見せていた元プロ野球選手・元木大介が姿を現さず、野球ファンが首をひねっている。
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■子分・元木が親分の騒動に口を閉ざしているワケとは?
現在タレントとして活躍する元木は、1991年から2005年まで巨人に在籍。1997年に西武ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)から移籍してきた清原とは約9年にわたって親交を温め、"球界の番長と子分"の関係が各メディアによく取り上げられていた。
清原は現役時代も薬物を使用していたと言われ、同僚だった元プロ野球選手の野村貴仁が今月9日頃から頻繁にTVやマスコミに顔を出し、清原が巨人在籍時の1998年頃も薬物を使用していたと証言。また別メディアの報道は清原が、「5万人いる球場の打席でバットを構えるのって、どうしようもなく緊張する。空振りしてしまうとお客さんのハァーッていうため息が全部自分に吹かかるようで、緊張と不安で発狂しそうになる(週刊文春2月18日号特集記事「清原和博懺悔告白」より一部抜粋)」と"親しい関係者"に苦しみを打ち明けていた、と記している。
もし清原が現役時代に薬物を使っていたなら、元木が清原の"禁断の現場"に出くわした可能性は低くない。それだけに元木の発言に多くのマスコミが注目するところが、本人は依然沈黙を守っている。
「自身が立ち上げたラーメン屋が潰れたときには、TV番組に出演してその失敗ぶりをネタにすることに成功しました。しかし今回は一切表に出てきません。清原に気を遣っているのか、またはシャレにならん何かがあるのかもしれません」(報道関係者)
しかし、現役時代に"お調子者"とアダ名された元木がこれだけ沈黙を貫いていると、ファンも不思議でならない。ネット掲示板やSNS上で「清原と巨人時代仲良かったのに元木ぜんぜんコメントしないのなんで?」「あれほど仲良かった元木大介のコメントが出て来ないな…」という声が出ている。
東京スポーツが7日と9日に、清原に「覚醒剤を教えた先輩」について報道。さらに「球界関係者ではさらに、清原容疑者を慕う別の元選手も“薬物疑惑”が噂される。テレビ番組にも出演している人物だという(東京スポーツ2月9日記事「清原容疑者『覚醒剤ルート』にプロ野球大物OB」より一部抜粋)」と記述しており、ネット上でも数々の選手の名が挙がっている。
元木はそのうちの一人として挙げられ、「(表に)出てこないから余計怪しい」「テレビ出演というと元木」などという声が広がり、疑惑が日に日に高まっているのだ。だが一方で、「元木はむしろ清原から全力逃亡したろ」「潔癖症の元木は無罪」「(元木は)違う」と否定する意見も多い。
「無実を信じているファンのためにも、早く表に出てきて身の潔白をコメントしたほうが良いでしょう。これだけ沈黙していると、シャブ抜きするために雲隠れしていると勘違いされかねません」(同上)
現役時代に仲の良い姿を見せた清原と元木。一体どこまで"親密な関係"なのか……?
(取材・文/蒼木学)