次世代を担うクルマと燃料はど~なるか予想してみた! (1/6ページ)
いま、路上を走っているクルマの多くはガソリンか軽油を燃料にしています。なかには、タクシーに代表されるようにLPガスを使っているクルマもありますが、ほとんどのクルマがガソリンか軽油を使っていると考えて間違いないでしょう。
最近のクルマは、安全性を高めるため、そして快適性も同時に向上させるために大型化しています。ですが、その一方でテクノロジーの進化もいちじるしく、軽量化や電子化などによって燃費は向上しています。
それでも、環境を守るためには、もっと燃費をよくさせる必要があるわけですね。そこで、各自動車メーカーは、ガソリンや軽油以外の燃料でクルマを走らせることも、以前より検討していると……。
■まず知っておきたい、エコカーとはなんぞや?どんな燃料で走るか?ということに密接にかかわってくるのが、エコカーの種類です。
そもそも、エコカーと呼ばれているクルマ達ですが、そこに厳密な定義はありません。従来のクルマと比較して、新たなテクノロジーによって燃費を向上させているクルマ全体をエコカーと呼ぶことが多い。
みなさんが、まず最初に思いうかべるであろうクルマは、おそらくハイブリッド車ではないでしょうか?
これは、エンジンをやや小さくして、そのかわりにモーターとバッテリーを積んでいます。エンジンのパワーとモーターの力を合わせて使うことで燃費を稼いでいるわけですね。
そして、そのハイブリッド車にさらに大きめのバッテリーを載せたクルマがプラグイン・ハイブリッド車。
このクルマの特徴は、基本的にはハイブリッド車と同じ走行ができますが、自宅などで電源からバッテリーに充電することで、約30kmくらいの距離を電気自動車として走行できる点。近所への買い物や、近場への通勤などでは、ガソリンを1滴も使わずに走れるわけですね。