【プロ野球】悪しき伝統を変えた?金本・阪神の「超変革」総まとめ (1/2ページ)

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チームの悪しき伝統を変えた!?
チームの悪しき伝統を変えた!?

「阪神は若手が育たない」

 昨年までの阪神にはこのような声が多く聞こえていた。FAなど他球団からの補強、期待の選手が伸び悩む……。閉塞感というのか、澱んだ空気が漂っていたのは事実だろう。

 その空気を一変させたのは、金本知憲監督の就任だった。金本監督は「超変革」をスローガンに掲げ、チーム改革に着手。掛布雅之2軍監督と密な連携を図り、積極的に若手を起用して競争意識をあおっている。

 そんな今季の阪神若手選手の活躍を振り返りたい。

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■「1番・高山、2番・横田」の開幕戦スタメン起用

 金本監督がその姿勢を強く打ち出した象徴となったのが、3月25日の開幕戦での「1番・高山俊、2番・横田慎太郎」のフレッシュな1・2番コンビだった。特に高山は東京六大学リーグの通算安打記録を更新したその打撃センスを見せつけ、トップバッターに定着。

 また、途中からは横田に代わりプロ2年目・江越大賀がセンターに入ると、中軸を任されるなどチーム内の競争が活発化している。5月に入り高山の成績が落ち始めると、今度は同じルーキーの板山祐太郎を起用した。

 内野陣も若い力が台頭する。プロ4年目・北條史也は初の開幕1軍を果たすと、4月3日のDeNA戦に代打で登場し、プロ初本塁打を放った。5月22日の広島戦では「1番・セカンド」で初めて1番打者に抜てきされると、猛打賞と定位置獲得に猛アピール。

 プロ3年目・陽川尚将は4月に初めて1軍昇格し、プロ初出場となった4月15日の中日戦で初安打を記録。4月29日のDeNA戦ではプロ初本塁打を放つも、その後は打撃不振に陥り、残念ながら5月下旬に登録抹消されてしまった。

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