普段少年漫画を読まない人にもおすすめ! ジャンプの有名作10選 (5/6ページ)

学生の窓口



「スラムダンク」の主人公・花道は高校からバスケを始めた初心者という設定なので、スポーツ少年だけでなくバスケに疎い文化部男子、はてはバスケに無縁な女子の立場でも応援できるキャラクター。花道がバスケが上手くなるにつれ、読者も一緒に成長していける等身大さが、長く愛される理由のひとつなのだと思います。
また、花道がバスケを始めた理由が「女の子に一目惚れしたから」という不純さも、また共感しやすいポイントなのではないでしょうか。「モテたいから運動部に入る」という男子中学生・高校生のリアルさ。それでいてバスケを基礎から学び、各校のスター選手と方を並べるまでに成長する花道の姿は、間違いなくカッコいいです。「スラダンは全然知らない!」という方も大丈夫。まだあわてるような時間じゃありません。

原作:井上雄彦
連載開始:1990年
巻数:全31巻

■秘宝を求めて摩訶不思議アドベンチャー! 「ドラゴンボール」

日本の漫画が世界に進出し、有名になったきっかけでもある有名作「ドラゴンボール」。中国の西遊記をモチーフにしたキャラクターや世界観で、主人公・孫悟空とその仲間たちの旅とバトルを描いています。悟空は強い戦士ですが、敵も次第に強くなるため、その度に修行をしたり、仲間の助けを借りたりして困難を乗り越えていきます。

作中で重要になるのは「ドラゴンボール」と呼ばれる7つの玉。全てを集めると、どんな願いでも叶えてくれる神龍を呼び出すことができるため、多くの敵やライバルがドラゴンボールを狙って戦っているという設定です。この「◯◯を集めると願いが叶う」という大筋のストーリーは、さまざまな漫画に用いられていますが、「ドラゴンボール」はまさにそのさきがけであるとも言えるでしょう。

少年ジャンプの3大要素「友情」「努力」「勝利」を体現している、笑いあり、バトルあり、冒険ありのアドベンチャーものですが、漫画の語り口は日本昔話のような親しみやすさがあります。最近では原作アニメをリブートしたアニメの新シリーズもオンエアされたりしており、世代を超えて親しまれている名作です。

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