ぼんやり時間が脳にいい!電車内でゲームしても何も悪くない理由 (1/3ページ)

Suzie(スージー)

ぼんやり時間が脳にいい!電車内でゲームしても何も悪くない理由

『これが「買い」だ 私のキュレーション術』(成毛眞 著、新潮社)の著者は、マイクロソフトの社長を務めたのちに独立し、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立した人物。

現在は早稲田大学客員教授、スルガ銀行社外取締役、そして書評サイト『HONZ』代表としても知られています。

そんな著者による『週刊新潮』の人気連載を単行本化した本書は、情報に流されることなく、あらゆるものを的確にキュレーション(情報を集め、まとめる)する術を明かしたもの。

最先端IT機器やアプリ、果ては住まいの選び方、あるいはSNS活用法、投資先、遊び場所、接待手段、人物やニュースの見分け方まで、モチーフもさまざま。

そして、「手に入れるなら、世間の逆を行け」という“逆張り”の選び方を貫いている点が最大の特徴だといえます。

きょうはそのなかから、時間についてのユニークな記述を引き出してみたいと思います。

■ぼんやりする時間を持つべし!

ご存知のとおり、昨今は電車の中で本や雑誌を読む人が少なくなり、代わりにスマートフォンでゲームをしている人をよく見かけるようになりました。

それは悪いことのようにいわれていますが、著者の意見は少し違うようです。「ゲームによっては、脳にとってむしろいいことなのではないか」と思っているというのです。

そしてもうひとつ重要視しているのが、「ぼんやりする時間」を持つことだといいます。

ボーッとして過ごす時間が大切だということはよく聞きますが、ボーッと草原で大の字になっているとき、温泉に浸かっているときなどには、心身ともにリフレッシュしていると感じられるもの。

だから著者もかねがね、ぼんやりする時間をつくってきたそうです。

■ぼんやりするためにゲームする

とはいえ現実的には、ぼんやりするために草原に出かける時間を捻出したり、温泉を探したりするだけでも大仕事。

しかしここで注目すべきは、「なので、私はタブレットでゲームをしている」という著者の記述です。

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