名作ばかり! 観ると人生を考えさせられるおすすめ洋画10選 (4/9ページ)

学生の窓口

妻と娘の協力を得て、レイはさっそく野球場造りに取りかかります。 周囲の笑いものになりながらも、野球場を形にしたある日、娘が夕暮れ時の野球場に人影を見つけます。それが奇跡のはじまりでした。それからというものレイの野球場にはかつての名選手たちが集うようになります。

最初から最後まで、現実にはありえないストーリーの映画ですが、見終わったあとは胸にときめきが残ります。子供の頃に見た夢を、具現化したような作品。レイの突拍子もない思いつきを後押する家族や「ベースボール」に夢を託した多くの人物たち、すべてがあたたかく安心できます。 荒唐無稽なストーリーではあますが、何もないところからビジョンを具現化していくという過程は、どこかビジネスの根本に通じる部分もあるかもしれません。ラスト、レイの野球場に向かってできた長い車の列がいつまでも胸に残ります。

監督:フィル・アルデン・ロビンソン
脚本:フィル・アルデン・ロビンソン
制作:ブライアン・E・フランキッシュ
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演者:ケヴィン・コスナー、エイミー・マディガン、ギャビー・ホフマン、レイ・リオッタ、ジェームズ・アール・ジョーンズ、バート・ランカスター

■人生の恩人が与えてくれるかけがえのない贈り物「ニュー・シネマ・パラダイス」

映画監督のサルバトーレのもとに、故郷の母親からアルフレードの死を知らせが入ります。サルバトーレが育った村で唯一の映画館、そこの映写技師だったアルフレード。サルバトーレは帰郷し、かつての記憶を辿ります。 第二次世界大戦中、少年トト(サルバトーレ)は、村に一つしかない映画館に頻繁に通います。当時、娯楽は他になく小さな映画館は村人でいっぱい。試写室に忍び込んでは、スクリーンに映り込むトトを、老映写技師のアルフレードは叱っていたが、あるときから親しくなっていきます。 ある日、映写機に火が付きフィルムを取り出そうとしたアルフレードが失明する大やけどを負います。失明したアルフレードのかわりに、トトは映画館の映写技師を継ぎます。やがて青年となったトトは恋をし、そして徴兵されることに。やがて除隊し村に帰ったトトに居場所はなく村を出ます。

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