侍ジャパンWBC2戦目も勝利!打線は好調も… (3/3ページ)

まいじつ

投手陣には1戦目同様に不安が残る

「これで、1試合目と2試合目にスタメンで出場した選手全員に安打が出て、一次ラウンドの突破がほぼ確実となった。9日の中国対オーストラリアと、10日の日本の試合の前に行われるキューバ対オーストラリアの試合の結果で、1次ラウンドの突破が決まれば、小久保監督は最後の中国戦で調整やテストの意味を込めて、打線を変更してくるのではないでしょうか」(前出・解説者)

あえて課題を挙げるとすれば、投手陣だろう。失点を許したリリーフ投手が少なくない。この日に登板した岡田俊哉は、同点になった直後に一死一二塁の場面で登場したが、暴投でピンチを広げている。この場面は無失点で切り抜けたものの、暴投の直後は目がうつろになり、浮き足立っているのが明白だった。

他のリリーフ投手にもWBC公式球や雰囲気への違和感を聞くと、「それはもうない」と否定する。だが、WBC公式球は滑りやすいため、変化球の変化量こそ大きくなるが、ボールの回転数が減るため、バットに当てられると、飛距離が出てしまう。いつも通りというわけにはいかないだろう。

過去3大会で、1次ラウンドと2次ラウンドを無敗で突破したことはない。油断は禁物だ。

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田中允堂 / PIXTA(ピクスタ)

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