妊娠糖尿病といわれたらどうする?血糖コントロールのための食事療法 (1/3ページ)

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妊娠糖尿病といわれたら、母体、胎児の両方に様々な影響が起こるため、血糖コントロールの管理を行い、血糖値を正常値に近い値に保つように食事療法を行います。

妊娠糖尿病で起こる症状、食事療法とは具体的にどのようなことに気をつけるのかなどを詳しく解説します。

要チェック項目
□妊娠糖尿病は妊娠中にはじめて見つかった血糖値の異常である
□妊娠糖尿病の治療は食事療法が基本となる
□妊娠糖尿病は出産後も糖尿病の予防のために食事に気をつける必要がある 妊娠糖尿病とは 妊娠糖尿病とは
妊娠糖尿病とは、妊娠前には糖尿病と診断されたことがなく、妊娠して初めて認められた血糖値の異常です。明らかな糖尿病ではなく、軽度の高血糖値の場合を指します。

平成22年9月に妊娠糖尿病の診断基準が変わり、基準が厳しくなったので今までは妊娠糖尿病と診断されなかった人でも診断されるようになり妊娠糖尿病の方は増加しています。

妊娠糖尿病の診断基準
妊娠糖尿病は、血糖値を測定して空腹時血糖値92mg/dl以上、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)1時間後の血糖値180mg/dl以上、2時間後の血糖値153mg/dl以上のいずれかに当てはまれば診断されます。

妊娠初期には妊娠糖尿病と診断されなかった場合でも中期以降に見つかる場合もあるので妊婦健診は受けるようにしましょう。 妊娠糖尿病の仕組みと原因 妊娠糖尿病になる仕組み
妊娠すると胎盤からインスリンの効き目を弱めるホルモンが分泌されます。インスリンは体内の血糖値を一定に保つために、血糖値が高くなると分泌され、血糖値を下げる働きをしています。

インスリンの働きが胎盤から分泌されるホルモンによって弱まると、血糖値が高くなっても血糖値が下がりにくくなるため、妊娠時は妊娠していない時よりもインスリンをたくさん分泌して対処します。
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