いいクルマなのに不人気!? 今、あえて国産セダンに乗ることを考えてみよう (1/5ページ)

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いいクルマなのに不人気!? 今、あえて国産セダンに乗ることを考えてみよう
いいクルマなのに不人気!? 今、あえて国産セダンに乗ることを考えてみよう

いまや2.0L以下の乗用車といえばハッチバックかミニバンが主流ですが、どうしても4ドアセダンにこだわりたい人も多いはず。セダンの魅力であるスタイリングのカッコよさに加え、最新のセダンなら使い勝手も悪くありません。ドライバーの高齢化も進んでいるので、シニア層にも馴染み深いと思われます。

ホンダも新しいシビックを発表し、その売れ行きによってはセダンの復調も考えられます。今回はもう一度4ドアセダンにスポットを当てて、同車種のハッチバックとの比較から、その魅力を探ってみましょう。

■インプレッサG4とインプレッサスポーツの場合

photo by 株式会社SUBARU

大ヒット中の新型スバル・インプレッサですが、販売の主力となっているのはハッチバックモデルで、4ドアセダンのG4ではありません。グローバルで見てもハッチバックとセダンの販売比率は7対3ほどで、セダンの不人気は日本だけではないようです。

ハッチバックに対するセダンづくりの手法はこれまでと変わらず、車体前半部がハッチバックと共通で、ハッチバックとの全長差165mmも先代と同じ。室内もハッチバックとほぼ変わりなく、ルーフ形状の違いによる後席のヘッドルームのため、セダンのほうが少し低いだけ。

つまり、最大の違いは後部座席から後ろのラゲッジスペースの違いで、荷物をトランクに隔離するか、室内と同じエリアに納めるかの違い、ということになります。使い勝手としてはハッチバックタイプの方が好まれていますが、居住スペースと荷室をハッキリ分けるセダンタイプにも魅力があります。

新型インプレッサのセダンのプロポーションは、先代より明らかにカッコよくなったという声が聞かれます。G4の変化は、「フルモデルチェンジされても代り映えしない」と言われていたハッチバックのスポーツよりも大きいからです。

先代より全高を低く・幅を広くし、より張り出したショルダーラインや横長テールランプといった新型インプレッサのデザイン的特徴がセダンに良く似合っています。

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