ブツブツが怖い…“斑点恐怖症” 生理的な嫌悪感はなぜ起きる? (1/3ページ)

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高所恐怖症や閉所恐怖症など様々な恐怖症がありますが、ひまわりの種やハスの実などの斑点に嫌悪感を感じる斑点恐怖症をご存知でしょうか。

なぜ小さいものが密集しているものに恐怖を感じる人がいるのか、斑点恐怖症について、詳しく医師に解説していただきました。 斑点恐怖症とは
小さいものが密集してできた物や映像に恐怖を覚える状態です。集合体恐怖症とも呼びます。

具体的な例
・イチゴのつぶつぶ(種)
・ヒマワリの種
・ハスの実
・ブドウの房
・蜂の巣
・昆虫の目
・魚卵
・虫の卵やフジツボが密集している場面
・鳥肌

こういったものは誰にでもある程度の恐怖感を与えるものですが、異常なまでの恐怖感や嫌悪感を引き起こします。

洋服の水玉模様や雨粒のついたガラス窓などありふれたものにまで恐怖を感じるようになり、生活に支障が生じる場合もあります。 斑点恐怖症の原因
医学的にはっきりとは判明していません。推測ですが、虫の大群や爬虫類のうろこなどは生命に危険を及ぼす可能性があるものなので、生理的に嫌悪感を感じるような脳の機能が人間には備わっていても不思議ではありません。

嫌悪感を感じる機能がたまたま強い人であったり、斑点を見たということと同時に何らかな不快な体験をしてしまうと、斑点=恐怖と結びついてしまうのです。

のちに斑点を見るたびに不快な感情がよみがえって悪循環となり、恐怖症になってしまうのかもしれません。
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