元ジャニーズの平本淳也がSMAP独立問題と「ジャニー喜多川の真意」を考察 (1/4ページ)
稲垣、草彅、香取の元SMAPメンバー3人のマネジメント契約終了に伴う知らせがジャニーズ事務所から発表された。タレントの進退について発表するのも最近では珍しくなかったが、今回はジャニーさんが代表取締役社長として報告の大部分を担っているのが印象的だった。
これは、国民的スターであるSMAPの影響力を考えてのことと、ジャニーズ事務所の対応や考えを伝えるチャンスでもあったからだろう。少なくてもここ最近のSMAPに関しては"批判されるジャニーズ"という悪役の立場を強いられていたが、本人たちの意向を尊重して温かく見送る応援者であることを認識させたかったのだろう。
また、SMAPを「素晴らしい、MEMORYS、ありがとう、POWER」とアルファベットの頭文字をとって表現したジャニーさんらしいメッセージで面白いし、また過去にも例がないほどの愛情を深く表現したものだった。
しかし、ジャニーさんが変わらない思いで応援していくというアピールは正直、疑わしい(笑い)。去る者は追わない美学を貫くジャニーズの考えはジャニーさんの性格そのもので、出るのも辞めるのもジャニーさんの態度や一言で決まってきた。一旦背を向けたら二度と振り向かないジャニーさんが、自分のところを去った者を変わらずに思い続けるということはないだろう。
それは過去の田原俊彦や諸星和己らを見れば分かる。だが、しかし、メリーさんは違う。SMAP騒動で日本一の嫌われ者となってしまったメリーさんだが、その愛情はかなり深く長い。ジャニーズ、フォーリーブス、たのきんと過去のジャニーズアイドル達を今でも永く愛し続けているし、また応援だけでなくメッセージを送ったり活動の援助や支援も行っている。
ただ最近の所属タレントはメリーさんと接点(現場)がないので愛情の培う場所も存在しないし、SMAPや嵐あたりの世代以降は昔と比べると確かに関係性は薄い。取り入った木村がその愛を一心に注がれる立場になっている。
そもそもあの姉弟二方は、甘えてくる人間に優しいのだ。「ジャニーさん~、メリーさん~」とくっ付いてくるととても可愛がる。