打ち切り濃厚『セシルのもくろみ』でも真木よう子の業界評価が上昇のワケ (2/2ページ)

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■新ドラマもすでに“爆死要素満載”の声

 一方で、苦しい状況にあるのはフジテレビサイドである。早くも10月開始の秋ドラマ『刑事ゆがみ』が放送されることが発表され、主演には浅野忠信(43)が抜擢されることが決定している。また、共演の後輩刑事役には神木隆之介(24)も選ばれているという。しかし「大コケ要素」を抱えた作品のようで、期待薄という評価が業界内では下されているようだ。

「この不安要素を強めるのは脚本家です。3人体制となる本作脚本家のメンバーの代表作には、『ラヴソング』『突然ですが、明日結婚します』『好きな人がいること』といった月9を代表する爆死作品を担当した脚本家が2人もつとめています。この時点でいささか不安を覚えるメンバーとなっており、すでに『セシルのもくろみ』レベルの惨劇が予想されているようです」(芸能記者)

 木曜ドラマはかつて、天海祐希(50)主演の『BOSS』や篠原涼子(44)主演の『ラストシンデレラ』、斎藤工(35)・上戸彩(31)の共演で劇場化もされた『昼顔』など、ヒット作も誕生している。真木よう子の『セシルのもくろみ』で地に落ちた同枠は復活することができるだろうか。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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