麻生太郎が朝日新聞を公開説教?「安倍記念小学校」で印象操作する大メディアの病巣

デイリーニュースオンライン

Photo by Photo AC(写真はイメージです)
Photo by Photo AC(写真はイメージです)

 朝日新聞がまた虚偽報道かーー。自民党・和田政宗参院議員(43)は22日、財務省から入手した資料をツイッター上で公開し、朝日新聞をはじめとするマスコミ各社が「忖度をさせた元凶」のようにその存在を報じてきた『安倍晋三記念小学校(院)』という名称がまったくのデタラメであったことを明かした。

「けっきょく朝日もTBSも民進党も安倍叩きの材料にしたいがために、明らかに信用性が低いと思われる籠池泰典容疑者(64)の言葉を鵜呑みにして意図的に悪用していた構図がはっきりしました」とある新聞社の記者は説明する。

「森友学園の小学校の設置趣意書にあった黒塗りの部分には”開成小学校”という五文字が隠されていただけで、報道されていたような安倍晋三(63)の名前は一文字も出てきませんでした。5月8日の衆議院予算委員会では、民進党・福島伸享前衆院議員(47)が安倍晋三小学校という名前について『その名前だったからこそ、忖度がなされ、特例措置が講じられた』と声を荒げて追及するなど、半ば”事実”として国会でも扱われていたほど。TBSの『サンデーモーニング』でも、黒塗り部分に『安倍晋三記念小学院?』というテロップまで入れて印象操作を行っていた。朝日新聞も5月9日には籠池氏の発言である『安倍晋三記念小学校』をそのまま載せて読者のミスリードを誘っています」

 これには麻生太郎副総理(77)も24日の閣議後の記者会見では、怒り心頭に朝日新聞の記者へ向かって「(安倍晋三総理の名前は)書いてなかったんですよ。だろ? 朝日は『書いてある、書いてある』って煽った口だろ、あんたのとこは? そうだったじゃねーか。素直に言えや」とテレビカメラがあるのも忘れて”公開説教”していた。

 なんのファクトも出てこないのに好きか嫌いかの判断だけで怪しい、絶対におかしいと延々と追及を続け、あげくは「関係する事実がないことを証明してみせろ」と”悪魔の証明”を要求する厚顔無恥ぶり。23日には「北朝鮮が核弾頭の量産体制に入った」との一報が流れるなど東アジア情勢が緊迫するこの時期に、まだ「モリカケはこれからだ」と主張しているのが朝日新聞である。

 偏向報道を軽く飛び越え、”捏造”だと指摘されてもおかしくない印象操作に邁進する朝日新聞。一刻も早く、この国をより良くするための「論じるべき本題」に立ち返ってくれることを願うばかりである。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
「麻生太郎が朝日新聞を公開説教?「安倍記念小学校」で印象操作する大メディアの病巣」のページです。デイリーニュースオンラインは、和田政宗麻生太郎朝日新聞社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧