重厚なレンガ造りから超近未来デザインまで、時空を旅するイギリス・ロンドン地下鉄駅4選 (1/6ページ)

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重厚なレンガ造りから超近未来デザインまで、時空を旅するイギリス・ロンドン地下鉄駅4選

1863年に世界で初めて開業した歴史あるロンドン地下鉄。駅も車両も丸みを帯びた管(チューブ)のような形状から、一般的に「チューブ(Tube)」の愛称で呼ばれています。

文明史にその名を刻み、150年以上の歴史を誇りながら日々進化・拡張を続けるロンドン地下鉄には、開業当時の面影をそのままに残す駅から、超近未来的なウルトラ・モダンな駅まで、鉄道ファンならずとも思わず足を止めたくなる魅力的な駅が多く存在します。

今回はそんな中でも特に必見の地下鉄駅をご紹介しましょう。

1. ベイカー・ストリート(Baker Street)

世界初の地下鉄「メトロポリタン・レイルウェイ(Metropolitan Railway、現在のメトロポリタン・ライン)」の路線に造られたベイカー・ストリート駅は、ロンドン地下鉄の中でも開業当時の構造が今も見られる貴重な駅。

「サークル・ライン、ハマースミス&シティ・ライン(Circle and Hammersmith & City)」のプラットホームに電車が進入すると、車内からもその重厚な雰囲気が伝わってきます。

筆者もこれまでこの駅を通るたびにその独特な空気に惹かれていましたが、いざ降り立ってみると、その瞬間から、ヴィクトリア時代に身を置いているかのような気分になります。

開業当初の地下鉄車両は蒸気機関車だったため、近代に造られた駅よりも高い天上が特徴。

そして、もうひとつの特徴が壁のアルコーブとその中に設置された木のベンチ。これほどベンチの数が多い駅もあまり見かけません。

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