なぜ語彙力があると「デキる」と思われやすいの?――【言葉の専門家×若者】社会で活躍するための“語彙力”基礎講座<前> (1/8ページ)

新刊JP

【言葉の専門家×若者】社会で活躍するための“語彙力”基礎講座
【言葉の専門家×若者】社会で活躍するための“語彙力”基礎講座

「語彙があるビジネスマンはデキる」「難しい言葉を使える人はかっこいい」。そんな風潮は昔からあるものだが、会話であれ、LINEであれ、普段言葉でコミュニケーションを取っている私たちは、よりたくさんの言葉を知っておいたほうがいい。

でも、そう簡単に語彙力を身に付けることはできない。
一体どうすれば人が「オッ!?」と思うような言葉をスラスラと使えるようになるのだろう?

そこで新刊JPは、昨年の「忖度」ブームで話題を呼び、11月にはオーディオブック化もした『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』(ワニブックス刊)、そして最新刊『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ【超「基礎」編】』を出版した大東文化大学文学部准教授の山口謠司さんをお招きして、「言葉」の使い方に普段から悩む若者たち4人と座談会を行った。

「社会で活躍するための“語彙力”基礎講座」前編は、語彙力を高める意味について議論を交わした。

(構成・文:金井元貴)

■話が途中で詰まってしまうという悩みには…

――まずは座談会に参加されている皆さんにお聞きしたいのですが、普段の生活の中で語彙力の部分で悩んでしまうことはありますか?

佐伯:佐伯帆乃香です。私は社会人3年目なんですが、言葉遣いが正しいか気になったり、広報業務を担当しているのでできるだけわかりやすく伝えたいのですが言葉選びに悩むことがあります。

秋吉:秋吉圭といいます。大学3年生です。しゃべり方で分かると思うんですけど、結構口が軽い方で、大学入試の面接の練習で怒られたりしたことがあるんですよね。だから、少しずつ直していきたいと思っています。

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