遭難・消失・解体・侵略など、Googleマップのせいで大変なことになってしまった7つの事案 (5/7ページ)

カラパイア



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 観光客を乗せた車やバスが続々と現れ、中にはそこにあった家のドアを叩き、道を尋ねたり、トイレを借りたりする者もいたらしい。


・3. ストリートビューに胸を晒された女性(カナダ)

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 カナダ、モントリオール在住のある女性はグーグルマップで自宅を検索して仰天した。自分の胸部がぱっきりと映っていたのだ。

 自宅の前をグーグルカーが通過した時、彼女は玄関に座って携帯電話をいじっていた。それに気がついた彼女は、ストリートビューの写り具合を確かめてみることにした。そして卒倒する羽目になる。

 その時着ていたタンクトップの胸元が絶妙な角度で緩んでおり、中身がカメラに映ってしまっていたのだ。それだけでなく、自宅の住所表示や車のナンバープレートまで世界最大の地図サービスに公開されてしまっていた。

 苦情を受け付けたグーグルはすぐさま顔にぼかしを入れたが、ただ彼女の目の高さの部分が見えづらくなっただけのことだった。

 女性はグーグルをプライバシーの侵害で訴え、裁判所もその訴えを認め、顔をぼかしただけでは身元を隠すには不十分と判示した。結局、グーグルには和解金約22万5000円と利子、ならびに裁判費用1万6000円程度の支払いが命じられている。
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