遭難・消失・解体・侵略など、Googleマップのせいで大変なことになってしまった7つの事案 (6/7ページ)

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・2. ライバル店にグーグルマップを悪用され倒産した(アメリカ)

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 中小企業のオーナーは、顧客に店の宣伝をするためにグーグルマップを利用している。しかし2010年、アメリカ、バッファローに出店していたいくつかの宝石店は、突然客足が途絶えたことに悩んでいた。

 オーナーがグーグルマップで店の情報を検索すると、あろうことか「閉店」と表示されていたのだ。これが客足が途絶えた原因だった。

 犯人は商売敵の宝石店だと思われた。その同業者は商売敵に悪い評価を与えつつ、自分には高評価を残すという情報の改ざんを行っていた。

 こうした事例は他にもある。セルビアンクラウンというレストランは米国でも珍しいライオンの肉を提供する店だったが、一晩にして売り上げが75パーセントも低下した。それから数ヶ月して、ある顧客がなぜ土、日、月が定休日なのか問い合わせてきた。

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 なんとオーナーの知らないところで、グーグルマップの店舗情報が改ざんされ、定休日が週3日に書き換えられていたのである。

 なおこのレストランは結局売り上げ減少の危機を脱することができず、閉店に追い込まれた。


・1. 地政学的緊張を煽ってしまう(各国)

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 グーグルマップのミスが国家問題にまで発展することがある。
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