長嶋茂雄と松井秀喜「巨人軍監督」極秘会談、独占スクープ全内容 (2/5ページ)

日刊大衆

この発言はもちろん、“引退後は巨人の監督になってくれよ”という意味。MLBに行かせたのも、その経験を巨人に持ち帰ってほしいという思いからのようです」(巨人軍関係者)

 しかし、松井は引退後も巨人のユニフォームを着ておらず、現在はヤンキースのGM特別アドバイザーという役職についている。「松井のヤ軍での仕事は、マイナー選手を巡回コーチとして指導し、同時に選手の状況を上に報告すること。キャッシュマンGMからの信頼も厚く、チーム編成にも関わっているようですね」(スポーツ紙記者)

 今もアメリカを拠点とする松井に対し、“ヤンキースとの関係が強くなりすぎて戻りづらいのでは”という声も上がっていた。

■渡邉恒雄の怒りを買ったゴジラ松井

 しかし実際の事情は少々異なるという。驚くことに、そもそも巨人軍の内部では、当初、松井監督の可能性はなかったというのだ。話は、2002年の松井の“メジャー移籍”までさかのぼる。「当時、巨人としては、松井をFAでメジャーに行かせることは絶対に避けたかった。なので、メジャー移籍の意思を固める松井に対し、原辰徳監督(当時)や長嶋さんをはじめ、あらゆる説得交渉が進められたんです」(球界関係者)

 その中心となっていたのは、渡邉恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆(92)だった。「最後はナベツネさん自身が出馬し、巨人監督の約束手形を切って、引き止めようとしたそうです。それでも松井の決心は、まったく変わりませんでした」(同)

 監督手形までソデにした松井は、ナベツネ氏の怒りを買ってしまう。結果、巨人から松井監督の線が消えてしまったのだという。そして、これには“意外な証人”も存在する。

「長嶋茂雄と松井秀喜「巨人軍監督」極秘会談、独占スクープ全内容」のページです。デイリーニュースオンラインは、松井秀喜王貞治高橋由伸江川卓原辰徳スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧