「羽ばたけ願う未来があるなら」。アンダービースティーが暴れ騒ぐ観客たちと重低音轟く音の中で誓いあった、光輝く場所を守り続ける約束。 (4/7ページ)

バリュープレス




触れた人たちの感情の内側を熱く掻きむしる、重低音響かせ疾走するラウドな音楽性が印象深いアンダービースティーだが、闇を抱いた黒い姿と同時に、彼女たちは光を強く求める、輝き浴びた世界観も大きな魅力にしている。

 アンダービースティーは自分たちの未来を指し示すように、「大切な仲間と一緒ならどこへでも行けるよ」と『スポットライト』を歌いだした。これは、彼女たちを照らす僕ら自身の歌。そして、一緒に未来へ歩み続けようと誓いあう約束の歌。輝きの中、真っ直ぐに手を差し伸べ「スポットライト全て照らすから」と歌われるたびに、僕らは光の中、きらめくその手をつかもうと心の手を彼女たちへ伸ばしてゆく。一緒に光の中で解け合えるこの瞬間が、たまらなく好きだ!!。最後にアンダービースティーは、情熱沸き立つ『fadeless』を熱唱。メンバーも観客たちも大きく手を振り、その場で飛び跳ねていた。「繋いだ手を離さずに」と歌うその声をギュッと握っていたい。輝きに包まれた中、舞台上で見せた7人の笑顔を、僕らは心の印画紙に強く焼き付けていた。


アンコール前に、アンダービースティーは2月6日に5枚目の両A面シングル『ROCK ALIVE/ARCADIA CAT』をユニバーサルミュージックよりリリースすることを発表。その報告を受け継ぐように。何より、「これが、アンダービースティーとして進み続ける意思!!」と宣言するように、彼女たちは『ROCK ALIVE』を熱唱。「輝き続けろ」と歌うこの楽曲は、これからのアンダービースティーのアンセムになっていく??。エレクトロでエッジ鋭くラウドな、これぞ新しいアンダービースティー流の激烈ダンスロックナンバーの誕生だ。


ここで、メンバー一人一人が今の心境を届けてくれた。

 「アイドルを続けるってすごく大変なことも多くて、アイドル活動をあきらめたこともありました。でも、アンダービースティーと出会い、加入させていただいて本当に幸せです。でも、入ったからには居ても居なくても変わらないメンバーにはなりたくないです。みなさんの一番の推しになりたいです。それくらいの覚悟を持ってステージに立っています」(今井莉南)。
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