アラサー処女率が「3人に1人」まで増えた理由 (4/6ページ)

マイナビウーマン

つまり視野を広げれば、必ずしもステレオタイプの女性が好まれるというわけではないことに気づき、処女である自身の価値を自認できるかもしれません。

◇(2)性的嗜好を知る

そもそも、自分の中に男性と肌を重ねたい、男性に抱かれたい、といった欲望があるのでしょうか? 割合的には少ないですが、世の中には恋愛やセックスに対して興味や欲望を抱かない無性愛者と呼ばれる人がいます。もちろん、性愛の対象が同性であるレズビアンの人もいるでしょう。

現代は結婚して子どもを産まなくては世間につまはじきにされるような世の中ではありません。無性愛者でもレズビアンでも、自分の性的嗜好を正しく認識していれば、充実した生活を送ることは十分可能なはずです。

もし、そもそも男性とのセックスに興味がなかったり抵抗があったりする場合は、そういったさまざまな性的嗜好の人たちと交流するか、文献などを調べて、本来自分がどんな欲望を持っているのか持っていないのか、考えてみるのはいいことだと思います。

性の世界は本当に千差万別です。知識としてどんな嗜好の人がいるのか調べるだけでも、自分の持つ性的な劣等感が特殊でもなんでもないことがよくわかります。

◇(3)自分の目的を知る

私の友人で10年以上彼氏やパートナーがいない人がいます。

決して容姿に恵まれないとか、性格に大きな問題があるとかいうわけでもありません。最近ではマッチングアプリを使ったり、婚活パーティに参加したりもしていますが、それなりに男性から一対一の食事のお誘いを受けることもあるようです。

それでも食事以上の関係に進まない。なぜか。

彼女のほうが男性を切り捨ててしまうのです。

理由はそのときによってちがいます。生活能力や年収に不安がある、実家との関係に問題がある、容姿や服の趣味が気に入らない、デートがスマートじゃなかった、失礼なことを言われた、仕事がうまくいっていない、などなど。

彼女の問題は、おそらく自分が何を目的に男性と会っているのかイマイチ整理できていないことです。

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