アラサー処女率が「3人に1人」まで増えた理由 (1/6ページ)

マイナビウーマン

アラサー処女率が「3人に1人」まで増えた理由
アラサー処女率が「3人に1人」まで増えた理由

日々新たな出会いへの期待を胸に、街を闊歩していた10代や20代になったばかりのころ。

一方、アラサーにもなれば出会い限られてくるし、ちょっといいななんて思う人がいても既婚者だったり彼女がいたりするし、そもそも想いを寄せたところでそうそううまくなんていかない、とネガティブに学習してしまって、恋愛に対して皮肉な気持ちになるのはよくわかります。

特に長らく恋愛やセックスから遠ざかってしまうと、それらは私には関係のないことなんだ、と後ろ向きに小さく絶望してしまいがちです。

■アラサー処女率は「3人にひとり」の昨今

実は日本人で、性経験がない成人女性というのは少なくありません。

厚生労働省の2015年の出生動向基本調査を見ると、25~29歳で性経験のない女性の割合は32.6%。30~34歳でも31.8%。アラサー女子の実に約3人にひとりがセックスの経験がないということになります。

男性の場合もそうなのですが、90年代までの経験率というのは基本的に微増を繰り返しており、未経験のまま30代になる人は減少傾向にありました。しかし、2000年ごろを境にその傾向が止まり、性経験のないアラサー割合は増えている傾向にあるのです(※一部減少している年もあり)。

◇「昔の処女」と「今の処女」は異なる

歴史を遡れば、ほとんどの女性は結婚をするまで性経験がない、というのが一般的でした。

その代わり、結婚の年齢は今よりもずっと若かったわけですが、時代によっては婚前に性体験をするというのは特に上流階級の人間にはご法度。家同士の約束で決まる結婚が性経験や恋愛経験と一致する、というのが戦前の常識でした。

婚前交際や未婚の男女の同棲などが一般的になってきたのはつい最近。また、結婚についても家同士の都合ではなく本人の意思が優先されるのが普通になりましたから、昔の処女と今の処女ではその意味合いが随分ちがいます。

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