麒麟・川島明『なつぞら』有田哲平以来の大役で俳優としてブレイクか? (1/3ページ)

日刊大衆

※画像はNHK『なつぞら』番組公式ホームページより
※画像はNHK『なつぞら』番組公式ホームページより

 連続テレビ小説なつぞら』(NHK)は、ヒロインのなつ(広瀬すず/21)が念願のアニメーターとなり、“お仕事ドラマ”として波に乗ってきた。なつを取り巻く先輩たちはいずれも個性的だが、先日の放送でもなつと、ある先輩アニメーターとのやりとりがすてきだった。まずは6月19日の放送を振り返ってみよう。

 東洋動画のアニメーターになったなつは、行方知れずの妹を思いながらも次回作『わんぱく牛若丸』のキャラクター、常盤御前のイラスト案を仕上げる。翌日、会社に遅刻したなつだが、仲(井浦新/44)の推薦もあり、なつのイラスト案が候補のひとつに選ばれた。しかしなつはそれでも妹のことで気落ちしていて、下山(川島明/40)はそのことを見抜く。下山は落ち込むなつに、かつての警察官時代の話をして励ますのだった。

 感動話を披露したり、「奇跡なんてもんは案外、人間が当たり前のことをする、勇気みたいなもんだよ」と名言が飛び出すなど、この回の主役は下山役である麒麟の川島明だった。なつを演じる広瀬すずとの2人芝居に動じることなく、見事にアニメーターの先輩、下山を演じきっていた。これには、ツイッターのトレンドワードに「麒麟川島」の名前が挙がったほどだ。

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