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生理前の食欲コントロール法 (4/6ページ)

マイナビウーマン

こうした状態を「血糖値スパイク」と呼んでいます。

生理と血糖値との関係でいうと、個人差はありますが、生理前にはインスリンの効きが悪くなり、血糖値を下げるために大量のインスリンが必要になるともいわれています。

血糖値が上がると分泌されるインスリンは、体中の細胞に血糖(ブドウ糖)を取り込ませ、エネルギーとして利用できるようにしてくれるホルモンですが、そのとき余った糖を脂肪として体に溜め込む働きもあります。また、血糖値が急上昇・急降下すると、食事をしてもすぐにお腹が空いて、甘いもの(糖分)がほしくなったりします。ですから、普段から血糖値を急上昇させないような食べ方を習慣にしていきましょう。

■賢く食べる“間食”で生理前の過食は防げる!

――生理前の体って、いろいろと変化が大きいのですね。ますます、過食にどう対処したらいいのかわからなくなってきました。

高尾先生:大丈夫ですよ。食べはじめたら止まらなくなる人は、糖質の多いもの・甘いものから食べはじめないこと。なおかつ適度に間食をとることで、食べ過ぎを防ぐ方法がオススメです。

――間食は太るからNGだと思っていました。食べていいのですか?

高尾先生:ええ、むしろ間食にはストレス防止や血糖値の安定などのメリットがあって、上手に取り入れると、健康的でやせやすい食習慣に変わります。

ポイントはいくつかありますよ。血糖値の急上昇を避けるという意味では、空腹時の一気食い・ドカ食いは、最も避けたい食べ方。特に昼食から夕食までは時間が長いので、昼食後3〜4時間したら間食を取り入れて、空腹すぎる状態を作らないようにしましょう。

間食に何を食べるかも大事です。タンパク質や食物繊維が多く含まれる食べ物は血糖値を上げにくくするうえに、腹持ちもいい。たとえば、玄米のおにぎり、高タンパクのヨーグルトなどはオススメです。ご飯は糖質ですが、玄米は食物繊維が豊富で消化に時間がかかるので、間食としては○。

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