うどんの酸いも甘いも知り尽くす! 香川大学・合谷祥一先生の「うどん学」 (1/5ページ)

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うどん学

香川県の名物といえば、やはり「うどん」ではないでしょうか。うどん県という名前で全国、さらに世界にまでアピールしているのは、皆みなさんもご存じのとおりです。

そんなうどん県にある香川大学では、農学部の合谷祥一教授が統括する「うどん学」という講義が行われています。では、この「うどん学」とはどんな講義なのでしょうか? 合谷先生にお話を伺いました。

うどんの酸いも甘いも全て学ぶうどん学
合谷祥一教授「うどん学」を統括されている合谷祥一教授

――合谷先生が統括されている「うどん学」とは、どんな講義なのでしょうか?

うどん学は、農学部3・4年生の選択科目として2016年4月に開講しました。全15回の講義で構成されており、その内容は讃岐うどんの歴史や文化、うどんの原料である小麦についてなど多岐にわたります。

――うどんに関する幅広い知識を学ぶことができるのですね。

そうですね。一般的なうどんの知識だけでなく、例えば小麦の品種改良、製粉技術、栄養が偏らないようにするためのうどんの食べ方、製麺工場の見学や、手打ちうどん体験の実習もあります。

講義全体の方向性は私が決めていますが、全ての分野を教えることはできないので、別の先生に依頼したり、専門家を招いたりして、さまざまな分野の講義を実施しています。

――非常に人気のある講義だと伺いましたが、何人くらいの学生が受講していますか?

実習との関係もあり、現在は定員を100名に定めています。

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