「臆病な人」に共通する5つの特徴 (2/5ページ)
その結果、何かを始めるときに、少しでも失敗する可能性があれば、行動を起こさなくなってしまいます。いわゆる「やり抜く方法」でなく「やらない理由」を探すことばかり上手くなってしまうのです。
ときには「失敗は成功の母」という言葉を思い出すのも大事かもしれません。
◇(5)先のことを考えるのが上手い
イメージ力があり、頭の良い人に多いです。
先のことを考えるのが上手い人は、どうしても真っ先にリスクを考えてしまいます。ありありと失敗する姿をイメージできてしまうから。それが悪い方向に働いて、結果的に、臆病になってしまうのです。
しかし、この世はワリのいい勝負ばかりではありません。ときには思い切らないとチャレンジもできなくなります。
そして挑戦したことがない人は成長できない。成長できないから挑戦もできなくなる──という負のループだけは避けるべきだと思うのです。
■あなたはどっち? 臆病者診断
貴女が臆病なのかを診断するチェックリストを作りました。
4つ以上当てはまると「臆病な傾向あり」といえるでしょう。ぜひチェックしてください。
◇1.話をする前に内容を確認してしまう
相手に対する気づかいの具合が表れます。もちろん話を整理して、慎重に伝えようとするのは悪いことでありません。
◇2.他人のミスを注意できない
ミスを注意するのは悪いことではありません。
しかし「どう思われるか?」「反感を買うのでは?」と気にしてしまうわけですね。相手に「NO」を言えるかにも通じる心理です。
◇3.忘れ物をしていないか気になる
忘れ物をした場合のことを考えて不安になりがちです。
一度や二度確かめるくらいなら普通でしょう。同じことを何度もチェックするようだと臆病の気があるといえます。
◇4.自分から誘えない
嫌われることを恐れている証です。つい断られたときのことをイメージしてしまうのですね。